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身近にある小さな非日常!ゴッホ展 「家族がつないだ画家の夢」 続編その4

 

。。。振り返り最終回。。。

ゴッホ美術館と時代背景別の作品。

こんにちは。

Tia’s Balance” オーナーセラピスト

国吉明子です。

 

今回は2025/9.12~12.1まで

上野の東京都美術館で開催された

ゴッホ展の私なりの振り返り最終回となりました。

 

ゴッホが画家となり37歳でその命を終える迄

制作した数は2000数点…

その中から代表作品を時代別に分類してみました💛💛 

 

******~(●’◡’●)(●’◡’●)~******

 

オランダ・ベルギー時代(1880–1885)

 

 

 

オランダ時代の代表作は『ジャガイモを食べる人々』です。

この作品は、農民一家が

ランプの下でつましくジャガイモを食べる場面が描かれており

色彩は茶色や黒、暗い緑などが中心で

明るさや華やかさよりも

物の存在感や土に根ざした生活の厳しさが強調されているのが特徴です。

「労働する人間の現実」を重厚に描いた時期でもあります。

また、人間への深い眼差しという点では

ゴッホ芸術の原点を示す重要な代表作となっています。 

 

パリ時代(1886–1888)

 

 

 

パリ時代は、ゴッホの画風が劇的に変化し

後の革新的な表現へと飛躍する重要な転換期になりました。

 

パリで出会った印象派の画家や(モネ、ピサロ)

日本の浮世絵などの影響を強く受け

明るい色彩と点描などの新しい技法をも取り入れ始めました💛💛

また、青と黄、赤と緑などの補色関係の色を強調することで

画面全体を強いコントラストとエネルギーで表現しています。

 

オランダ・ベルギー時代の暗い色調から抜け出し

色鮮やかな色へと移行していく過程の

作品が多く描かれました。

 

有名な「麦わら帽子の自画像」シリーズなども

この時期に描かれました。

 

対象そのものよりも

感情を色で表現する方向へと

ゴッホの絵画は大きく舵を切っていきました😍💕

 

パリ時代に花の静物画が急増したのは

花という素材が色彩実験のための

最適な題材だったからということと

パリでは農民の生活を描くことが難しくなり

モデルを雇う費用もなかったため

身近で手に入りやすい花が制作対象となりました。

明るい花のモチーフは、光と生命力

そして希望の象徴として

ゴッホ自身の内面を支える存在でした。 

 

アルル時代(1888–1889)

 

 

 

 

南仏アルルの強い日差しと自然環境は

ゴッホの色彩感覚をさらに解放し

原色を大胆に用いた作風へと導きました。

 

アルル時代の代表作三つをあげるとすると

『ひまわり』『アルルの寝室』『夜のカフェテラス』でしょうか‼

そしてこれらの作品はゴッホ作品の完成度を示す重要作品になっています💕

『ひまわり』は、鮮やかな黄色の濃淡を利用し

躍動感と力強さで生命力を表現しています。

しかし、よく見ると枯れたひまわりの花も描いていることから

華やかさの中に心の不安を垣間見ることができます。

 

『アルルの寝室』では、明るい色彩で

部屋の温かさと安定感を表現しながらも

ゆがんだ遠近法によって

ゴッホの心の不安定さを感じる作品になっています。

 

『夜のカフェテラス』は、黒ではなく青の濃淡で表現した夜空と家並みと

周囲の黄色の色との対比が強烈な印象ですが

カフェの賑わいと夜の静けさの中に潜む

人間の孤独感を表現しています。

 

アルル時代は

情熱的な創作活動を通して

ゴッホらしさが最も色濃く表れた時期といえるでしょう。

また、いずれの作品も、写実的というよりは感情表現を主に

ゴッホの感じた世界をそのまま描こうとした姿勢が

明確に表れているのが特徴です。

 

 

サン=レミ〜オーヴェール時代(1889–1890)

 

 

 

 

精神的な不安定さを抱えながら

ゴッホはかってない集中力で制作に没頭し

独自の表現を完成させていきました。

この時代の作品では

対象の輪郭や形がうねり・スパイラル・線と色が一体化する描写方法で

動き出すように描かれ

風景が感情を宿した存在として表現されています。

写実の枠を超え

自然と感情が一体化された表現は

後の表現主義の画家たちに大きな影響を与えました。

 

この時代のゴッホは

筆のタッチを短く切るのではなく

流れるように連続した線で画面を構成しています。

空や雲、木々などは、渦を巻くように描かれ

まるで風やエネルギーが可視化されたかのようです。

 

ゴッホの代表作の『星月夜』と『カラスのいる麦畑』でよくわかります。

 

 

  

『星月夜』は、夜空が暗い中に描かれたうねり、スパイラルで

激しく表現されており、

本来静かな夜景なはずなのに

夜空に激しく光り輝く星と月で

内面の動揺や内なるエネルギーを表現しています。

 

『カラスのいる麦畑』は、暗い空と荒れた麦畑で

鳴き声を上げながら飛び交うカラスによって

言いようのない不安や孤独感

行き場のない感情を強く印象づけます。

 

特に、三方向に分かれる道の構図は

進むべき方向への迷いや不安

閉塞感を象徴していると解釈されることもある

晩年の精神状態を重ねて語られる作品になっています。

三方向のどの道でゴッホは最後を迎えたのでしょうか!

そんなことを想像するとなお

彼の不安と孤独感を身近に感じてしまいますね!

 

どちらの作品も

感情を絵画に昇華した情緒的な表現力が際立っている

最後の代表作品となりました😢

 

******~(●’◡’●)(●’◡’●)~******

 

37歳で自ら命を絶ってしまった

Vincent van Gogh

(フィンセント・ファン・ゴッホ)。

死後、誰が、どのような形で

彼の芸術性を高め美術館という形で

世に残していったのか知りたくて

彼の作品と家族との関係を

自分なりに色々な文献を参考にし

紐解きまとめてみました💛💛💛

 

家族の強~い絆で

100年後の人々の心に響く絵を描きたいという画家の夢

が叶いました。

そしてさらに多くの人々に

家族の絆で設立した美術館を通して

現代も

彼の作品が生き続けています😍💕

 

⁑この辺でこのシリーズを終了致します。

ありがとうございました💕❤️😊

 

 

 

画像引用:Wikimedia Commons

参考:ファンゴッホ美術館/東京都美術館のチラシ/Metropoliana

     からお借りしアレンジしました。(❁´◡`❁)

 

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。

素敵な一日を!

 

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